Q21「早口にならないようにするにはどうすれば?」

A 聞き手が理解しているか、伝わっているかを確認しながら話そう

なぜ早口になってしまうのか?

プレゼンやスピーチなどついつい早口になりがちです。緊張すると、気持ちが高ぶって早口になったり、間が空いて沈黙ができることが怖いので、一生懸命話し続けているうちにどんどん早口になったり、無意識に早く終わらせたいから早口になったり、そもそも日頃から早口の癖があるなど、原因は様々です。

早口は本当に悪いことなのか?

ところで、早口は本当に悪いことなのでしょうか。よく「プレゼンではゆっくり話すようにしましょう」と言いますが、ゆっくり話すことばかり考えてしまうと、逆に本来の目的である、聞き手に伝えるという意識が薄れてしまいます。手段と目的が入れ替わってしまうと大変です。

早口よりも、「滑舌」や「間がない」ことのほうが問題

実は早口と言っても、聞き取れないスピードで話す人はそうそういません。むしろ聞き取りにくいのは滑舌が悪かったり、間が一切なく、ひたすら話し続けることのほうが問題です。滑舌を良くするには、口の体操をしたり、新聞記事の音読などで改善できます。では、間を取りながら話すには……?

聞き手が理解しているか、伝わっているかを確認しながら話そう

間がない人は話すことに一生懸命になるあまり、聞き手の反応を見る余裕がありません。そこで、間をとるには「短く区切りながら話す」ことです。「……で、……となり、……というわけで、」と続けるのではなく、「……です。……となります。……というわけです。」というように、「、」ではなく「。」で文章を切ることを心がけてみてください。そして区切れたら話を続けるのではなく、黙って今の話についてちゃんと伝わっているだろうか、と聞き手の反応を確認しましょう。

このように間を取りながら話せば、プレゼンターは随時、聞き手の反応を確認できますし、聞き手はひたすら話を聞かされて疲れることもなくなりますよ。


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