プレゼンQ&A

Q.スライドと配布資料は同じじゃダメ?

A スライドと配布資料は「役割」が違うので、作り方を変えましょう。


スライドと配布資料は役割が違う

プレゼンの資料というと、スライドと手元に配布された紙の資料が全く同じというのが一般的ですが、これが伝わらない原因の一つです。実はスライドは「見せながら話をする」ための資料、配布資料は詳細な情報などを「読んでもらう」ための資料です。つまり役割が全く違うので別々に作らなければなりません。

しかし当然、「忙しいのに別々に作るなんて無理!」と思いますよね?
大丈夫です。効率的に作る方法があります。

配布資料は「読んでもらうもの」

まずは配布資料から作りましょう。ポイントは「プレゼンを聞いていない人でも内容を理解できること」です。これはプレゼンを聞いた人の上司が読んだり、机の上の資料を社長が手にとって読んだりするなどの「一人歩き」することが多々あるからです。すぐに契約につながるか、ゴミ箱行きになるかは配布資料の出来次第。しっかり文章を書きましょう。

スライドは「見せながら話すもの」

次にスライドには、配布資料の中から話のポイントやキーワード、重要なデータなどを抜き出して書きます。配布資料作成時点で頭の中が整理されていますから、仕事はサクサク進みますよ。こちらは逆に「文章を書かないこと」。話を聞いてもらうには、スライドを読ませてはなりません。

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