プレゼンの教科書「スピーチは短ければ短いほど良い」

ある程度、役職があがってきますと、挨拶や方針発表やキックオフミーティング、歓迎会、お花見などで、スピーチする機会が増えてきます。

そこで経営者・経営幹部の方々を始め、リーダー・マネジャークラスの方々で、社員や部下たちの前で話をすると、どうもちゃんと聞いていないのが多い気がする……とお悩みの方、ちょっとご自身のスピーチが次に当てはまらないか考えてみてください。

『話が長い』

いやーそんなに長い話をしているつもりは無いんだけどねぇ……というあなたも、私の経験上、スピーチの体感時間は「話し手1/3、聞き手3倍」ですから要注意です。

例えば10分間スピーチの場合、話し手は一生懸命話しているので体感時間は短く、3分間程度しかありません。ところが聞き手はその3倍、30分間にも感じられてしまうのです。特に何が言いたいのかよくわからない、まとまりに欠けるスピーチではなおさらです。

人間の集中力が続くのは30秒から10分など諸説色々ありますが、スピーチは短ければ短いほど良いです。
経験上、3分を超えると聞き手は皆、集中力が落ちます。

というわけで、社員や部下に集中して話を聴いて貰うためには、次のスピーチでは今までの1/3の長さにしましょう。

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