現場を強くするリーダーの原理原則

現場を強くするリーダーの原理原則 1DAY研修

今、企業の現場で求められているのは、社員さんの即戦力化

新人・若手が昨今、採用できない。そしてやっと採用した貴重な人材が入社後、なかなか育たない、すぐに辞めてしまうといった課題は、多くの企業の悩みです。今の現場の場創りでは、困難な場でも逃げずに自分で考え、周囲と共に関係性を作りながら互いに支援、成長し、成果を出す力が求められます。

自分がチャレンジしたいことをやりきった経験はあっても、意に沿わないこと、苦手なこと、正解がないこと、先がわからない不確実なこと(VUCAの時代)などを、不安や葛藤を抱えながら、自分で何とかしていく経験を積める現場が減っています。

現場では失敗できない環境がほとんどです。そのため、職場で困難な場面に直面したときにどうしてよいかわからず、足が止まってしまうのです。上司や先輩に相談すればよいとわかっていても、失敗に慣れていないため、「こんなこともわからないの……」「できない人……」「ダメ出しされたら怖い」「否定されたら嫌だ」といった不安が先に立ってしまい、本当に困っていることや悩みを自己開示できにくくなっていきます。

結果的に状況が改善されず、社員さんの成長にもつながりません。

一方、社員さんのこうした行動は、上司からは受け身であると捉えられ、注意が増え、指示ばかりの指導育成になりがちです。上司や育成担当者は、現場社員さんの本音がわからず、育成に行き詰まり感が強くなっていきます。結果として、育てられる側、育てる側の双方がストレスを抱え、なかなか育成が進まない状況が続き、やりがいが不明瞭になり、帰属意識が低下し、やがて離職してしまいます。

そこで本研修では、社員さんが特に克服したら成果につながるという「10の克服ポイント」に圧倒的にこだわり、課題解決していきます。

「10の克服ポイント」とは?

  1. 苦手な人とうまくつきあう
  2. 間違いを恐れず自分から意見を言う
  3. より良い方法を見つけ出し提案する(発言する)
  4. 問題を課題に変えて解決へ向き合う
  5. 自分自身が苦手な困難な物事に対して向き合う(めげない)
  6. 自分の気持ちを素直に出す(自己開示)
  7. 自分から周囲に協力を依頼する
  8. 自分から高い目的を土台とした目標を掲げる
  9. 物事に対して前向き、肯定的な解釈ができる
  10. 自らが自信をもって意思決定をする


苦手とするものを圧倒的に変化させます

受講者の声

・今まで自分発信でやってきたが、これからは 「全体最適基準」のスタンスを意識していきたい。仕事では相手があり、自分の思い通りにやるだけでは仕事は成果が出ないことに気づいた。

・これまでは「言われたことが全て」と思って指示待ちにて行動していたし、それがいちばん効率的だと思っていたがそうではなく、 こちらから積極的に確認しに行くほうが、より良い気づきを得て、 成果に繋がりやすいことや、その気づきをたくさん活かして行動すると結果が変わるし、成果にもつながるということを学んだ。

・受講したチームメンバーからの現在地確認とフィードバック、 そしてフィードフォワードをもらう、リフレクションが印象に残った。この研修では一緒に仕事をしている仲間から、真の意見をもらえたし、自分も言える関係性を創れたことが嬉しかった。

一つでも当てはまる人事の皆さま 「必ずお役に立てます!」

  • 依存する状態である
  • 離職率が高くて困っている
  • 不平不満がよく現場で出てくる
  • コミュニケーションがうまく機能しない
  • 帰属意識が低い(企業、組織に対する)
  • 意思決定が人によって違い、ブレを感じる
  • パート、アルバイトさんの即戦力化が難しい
  • 理念の浸透がなかなか難しく、人によって違う理解である
  • 緊急中毒(常に忙しい)な仕事の仕方をしている人が多い
  • 若手社員が現場にてキャリアを描けない(上司のようになりたくない)
  • 現場オペレーションにムダ・ムリ・ムラ(人によって業務水準に差が大きくでてしまう)
  • 社内人財で人財育成の再現性をあげたい(企業内人材育成の内製化)
  • 効果性の高いチームが作れない(それぞれの人財の強みを活かしたシナジーを創る)

プログラム 1 Day + 振り返り(オプション)

●オリエンテーション
Good and New
・チームを創り上げる
・ルールを機能させる
・一丸となる基準を決める
・原理原則 ~意識することの重要性

●コミュニケーションの質
・基本的なコミュニケーション
・自己成長の段階
・相手に興味関心を持つ

●思考の質
・Be・Survey
・Focusの原則
・4つのクセ

●チームの質
・効果性の高いチームとは
・チームとグループの違い

●貢献の質 I
・幸福感と満足感の違いから考える4つの仕事

●効果性の高い目標設定
・ゴールイメージを明確するワーク


振り返り (オプション)

●オリエンテーション
1日目の振り返り+課題発表

●リーダーとは
・リーダーの在り方
・リーダーのBe Survey Focus
・リーダーシップとマネジメントの違い

●時間の質
・効果性の高い時間とは
・私たちの軸となる「緊急度」と「重要堂」の意味づけ
・優先順位思考を考える
・仕事の質を下げる緊急中毒

●行動の質
・チームを機能させるプロジェクト活動
・目的設定と目標達成メソッド
・全体最適の実践協定書作成

●貢献の質 II
・感謝力を上げていく
・質の高いコミュニケーションと互いを活かし合う関係性

●まとめ
・Visionプレゼンテーション


講師紹介

今井千尋

今井 千尋

一般社団法人日本プレゼンテーション教育協会 正会員
JPEA認定インストラクター
テーマパークV字回復人財育成トレーナー・講演家・執筆家

神奈川県生まれ。 子供のころの夢「ジャングルーズの船長さんになりたい!」という夢を果たす。(株式会社オリエンタルランド入社)以降、現場運営で培った経験とノウハウを基に、東京ディズニーシー開業時にはディズニーユニバーシティリーダーとして数千名の導入研修のトレーナーとして研修を実施するなど、ディズニーリゾート設立時の導入研修を担当。

一方、人財育成トレーニング、人財開発に対する各方面からの関心の高まりを受け、ユニバーサルスタジオジャパンを運営する合同会社ユー・エス・ジェイへ転職。各部門及び全社的な人財育成を行ってきた。また、自身もプレイングスーパーバイザーとしてチームを牽引しながら階層別・テーマ別研修を実施。企業内大学の創設にあたっては、構築から各種研修の運営までを一貫して携わる等、ユー・エス・ジェイのV字回復期にて人財育成の側面から支えてきた。

2012年、人財開発コンサルティング企業取締役 人財開発トレーニング部長に就任後は、講師育成に力を注ぎ多数の講師をスキルUPに導いてきた。これまでの多彩な経験を基に、オリジナルの人財育成・開発メソッドを開発し、2019年より人財育成・人財開発コンサルティング会社ワンダーイマジニアを設立。独自性のあるスタイルには、リピート企業が後を絶たない。

【主な著書】「Disney&USJで学んだ現場を強くするリーダーの原理原則」「一瞬の選択力 瞬時にベストな解を出す方法」

■ 講座概要

  • 対象 新入社員・新任リーダー(リーダー候補)、リーダー対象
  • 時間 1日(10:00〜18:00)
  • 定員 ご相談ください
  • 会場 貴社ご指定場所(全国対応可)

詳細、料金等まずはお気軽にご相談ください

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