米Microsoft Corporationは12日(現地時間)、「Microsoft PowerPoint」向けのアドイン「Presentation Translator」を一般公開した。本アドインは“Build 2017”カンファレンスでデモされていたもので、プレゼンテーションを同時通訳したり、ライブ字幕を表示することができる。
「Presentation Translator」は、自由なアイデアに取り組む社内プロジェクト“Microsoft Garage”の一環として開発されたアドイン。日本語を含む10カ国語での翻訳と音声読み上げに対応するほか、60カ国語以上のテキスト翻訳に対応しており、ほぼリアルタイムで字幕を表示することができる。
さらに、モバイル端末へインストールした「Microsoft Translator」アプリなどと連携させれば、好きな言語へプレゼンテーションを翻訳して楽しむことが可能。プレゼンターと異なる言語で質疑応答を行うこともできる。そのため、障害を持つユーザーがプレゼンテーションに参加できるようにするためのアクセシビリティツールとしての役割も期待されている。【続きを読む】
出典:インプレス