プレゼンの教科書「順番が変われば伝わる事も変わる」

A「安いのにボリューム満点」
B「ボリューム満点なのに安い」

一見、同じような意味に思えるA・B。
その違いは「安い」「ボリューム満点」の順番が前後しているだけですが、
たったそれだけで聞き手に伝わる意味が変わってきます。

Aの場合「安い」=「少ない」というイメージをひっくり返しています。
つまり聞き手には、
「この価格にも関わらずこんなにいっぱい!」
という事が伝わります。

一方Bの場合「ボリューム満点」=「高い」というイメージをひっくり返しています。
つまり聞き手には、
「このボリュームでこの価格は驚き!」
ということが伝わります。

すなわち「ボリューム」を強調しているのがA、「安さ」を強調しているのがBとなるわけです。

一般的に聞き手に伝えたいことは後に持ってきた方が、より強調されますし、記憶にも残りやすくなります。

どうも伝えたいことが違うように伝わっている気がする、……とお悩みの方、一度、言葉の順番を見直してみては?

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