A パソコンから離れていても、自分のタイミングでスライドを切り替えられるから便利
「では、次のスライドをお願いします」
セミナーや講演会など、パソコンを操作している人にこのように声をかけながら、プレゼンする人がいます。パソコン操作に不慣れなのでスライドを進めたり戻したりするのを人に頼んだり、パソコンと演壇が離れた場所にある場合によく見かける光景です。
しかし聞き手側は、次のスライドの表示までにの微妙なタイムラグが、なんともすっきりしません。やはり、プレゼンター自ら話に合わせてスライドを切り替えるのがスマートというもの。
そこでリモコンを使うわけです。
パソコン前にいなくてもスライドを切り替えられるので、特に広い会場で歩きたい場合は必須アイテムです。リモコンの形は様々で、マウス型からスティック型、指輪型なんていうものもあります。
また最近のリモコンは機能も豊富で、レーザーポインター付きは当たり前、中にはタイマーが内蔵されていて、時間になると震えて教えてくれる、という至れり尽くせりなものも。つい時間オーバーしてしまう人には必須アイテムですね。
なお、リモコン代わりに無線マウスを使うという手もありますが、ほとんどのマウスは机の上に置いて使うようデザインされているので、ちょっと握りにくいですね。
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【目次】
第1章 プレゼンは最初が肝心。『はじめの3分』で求められること
第2章 まずは知っておきたい! そもそも、「プレゼン」とは?
第3章 口ベタでもOK! 相手の心をつかむ「話し方」のひと工夫
第4章 好感を持たれる! 自然に引き込む! カンタン「演出」
第5章 5通りの「組み立て方」で驚くほどわかりやすくなる!
第6章 やっぱり大事! 「スライド」「配布資料」の作り方
第7章 成功のキモとなる「準備」と「練習」
第8章 あわや大惨事!? トラブルを大きくしない対処法