プレゼンQ&A

Q. プレゼンでいつも話し過ぎと言われます。どうすれば直る?

A. 話すことに一生懸命にならずに、聞き手の反応を観察しよう

話すことに一生懸命になると、周りが見えなくなる

話しすぎる人、話が長い人の特徴に「話すことに一生懸命になる」ということがあります。

  • 聞き手のためを思って、ついあれもこれもと話し続けてしまう
  • 本当に伝わっているのか……と不安になってきて、似たような話の繰り返しを延々と続けてしまう
  • 話しているうちに気分が乗ってきて、次から次へと言葉が出てきて止まらなくなる
  • 話している時に、ふと思い出した事を話してしまい、脱線してしまう
  • そして脱線から戻れない

このような症状が当てはまる方は……「伝える」ことよりも「話す」ことに一生懸命で、聞き手を置いてけぼり状態にしてしまっています。

今、聞き手にその話は必要か?

実は聞き手は黙って聞いているようで、言葉以外で色々と反応しています。例えば「頷く」。これは話をちゃんと聞いてくれている反応ですね。逆に「寝る」は……なんてこった!あなたの話に興味を持っていません!

聞き手の反応を観察することで、今、自分が話している内容が聞き手にとって必要か、興味がある話かが判断できます。つまり、よくない反応をされたらさっさと次の話に進めるか、脱線から戻らなければならないということです。

特に社長や経営幹部、リーダーの皆さん。社員や部下は自分の話はちゃんと聞いているはずだ、と思っていたら大間違いですよ? よーく観察してみると、時計を気にしている、あくびを噛み殺しているかもしれませんよ……

プレゼンでついつい話しすぎてしまうという人は、話すことに一生懸命にならずに、聞き手の反応を観察することに意識を向けてみましょう。

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