A 1.アイデアを出す 2.絞り込む 3.組み立てる
聞き手の「興味・関心・疑問」は何か
まず、テーマに対して聞き手の興味・関心・疑問は何か、という視点で、どんな内容を話せば良いかアイデアを出します。オススメは「アイデア連想マップ」です。A4用紙のど真ん中にテーマを書いて、その周りに聞き手が興味を持っていそうなことなどを、思いつく限りどんどん書き出してみましょう。
100の中から3つに絞り込む
マップ全体を眺めると、例えば製品の性能や他社製品との違いなどの「特徴」、開発の経緯やこだわりといった「想い」などのキーワードでグループ化できます。その中から最も聞き手が聞きたいであろうグループを3つに絞り込みます。せっかくのアイデアを話さないのはもったいない、と思いますが、3つ以上は聞き手が覚えにくくなりますので、話すことはくれぐれも3つ以内にしましょう。
話す順番を考えて組み立てる
内容を絞り込んだら、話す順番を考えます。「3つのポイントでお話しします」という「要点提示法」や、時間の流れにそって話を組み立てる「時間軸法」など、まずは基本の組み立て方に沿って考えると、あれこれ悩まずに済みますよ。
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【目次】
第1章 プレゼンは最初が肝心。『はじめの3分』で求められること
第2章 まずは知っておきたい! そもそも、「プレゼン」とは?
第3章 口ベタでもOK! 相手の心をつかむ「話し方」のひと工夫
第4章 好感を持たれる! 自然に引き込む! カンタン「演出」
第5章 5通りの「組み立て方」で驚くほどわかりやすくなる!
第6章 やっぱり大事! 「スライド」「配布資料」の作り方
第7章 成功のキモとなる「準備」と「練習」
第8章 あわや大惨事!? トラブルを大きくしない対処法