プレゼンに慣れていなかったり、ぶっつけ本番だったり、緊張していたりすると、ついつい連発してしまうのが「えーと、あのー」に代表される「口癖」です。
「えー、それでは、あのー、これより弊社の、そのー、人材教育システムについて、えーと……」
このように「えーと、あのー」が多すぎると、聞き手からはどのように思われてしまうでしょうか。
落ち着きが無い、話が聞きにくい、不明瞭、そして自信がなさそうなど、良い印象を持たれませんね。
しかも「癖は無意識」ですから、なかなか直せません。
そこが悩ましいところですが、プレゼンが上手くなりたいなら、ぜひとも直したいところです。
そこで「ショック療法」です!
やり方はとっても簡単。ビデオか録音機器で自分のプレゼンを録ってください。
今ならスマートフォンやタブレットで簡単にビデオが撮れますから、会議室や自宅でちょっと撮ってみましょう。
そして「嫌だなあ」という気持ちをグッと堪えて、自分のプレゼンする姿、話し方を確認してください。
すると、どのようなタイミングで「えーと」などの口癖を言っているのかが分かります。
つまり、無意識を意識化するのです。
これを繰り返すと、次第にプレゼン中「あ、今、えーとを言ったな」と自分で分かるようになります。
そうなればしめたもの。次に言いそうになったらグッと我慢できるようになります。
自分のしゃべっている姿や声を聞くのは嫌ですが、「口癖が多すぎて聞き取りづらい」と一度でも言われた事がある人は、これを機会に一度チェックしてみましょう。