プレゼンQ&A

Q.原稿を手に持って読んでもいい?

A 持たないほうがいい。意識が聞き手ではなく、原稿に向いてしまうので。


意識が聞き手ではなく、原稿に向いてしまう

原稿を手に持って読むと、意識が原稿を間違えないように読むことに集中してしまいます。真面目な人ほど「弊社の概要ですが、あ、すみません、弊社の概要につきまして……」というように、別に言い直さなくても大丈夫な箇所まで読み直してしまうので、話はなかなか進みませんし、聞き手はイライラして内容が全く伝わりません。
プレゼンやスピーチなど聞き手に伝えるためには、聞き手に向いて話をしなければなりません。これはコミュニケーションの大原則です。

原稿の読み上げが眠い・退屈の元凶

また、ほとんどの方が一定のリズムで原稿を読み上げるので、単調になり眠くなります。むしろ多少噛んでもつっかえても、緩急や強調、間を取ることを意識しながら話したほうが、聴き手を引きつけることができます。
しっかり練習すれば、原稿を手に持たなくても大丈夫! 勇気を出してポケットにしまっておきましょう。

類似の質問:Q09「話す内容を原稿にして暗記してもいい?」

おすすめの講座

もっと!上手くなりたい人のプレゼンレベルアップ講座【初級】
内容の考え方から話し方、準備の方法まで。プレゼン初心者のための基礎講座
もっと!上手くなりたい人のプレゼンレベルアップ講座【中級】
場数を踏んで慣れてきたはずなのに、伝わらないのは「プレゼン慣れ」にあるかも
論理的思考・心理学のプロが教える「質疑応答」の極意とは?
プレゼンスライド改善講座
プレゼンスライド改善講座(開講準備中)
伝わる話し方基礎講座
「話がわかりにくい」と言われてしまうのはいったいなぜ?
コミュニケーション基礎講座
人間関係を良くして、仕事を円滑に進めるためには?

ぐるっと! プレゼン

それでも頭が真っ白になってしまった時は……この一冊。
「ぐるっと!プレゼン」(西原猛著/すばる舎刊)

「きちんとプレゼンの基礎を身につけたい人」向けに、プレゼンの目的設定から、話の組み立て方、スライドデザイン、話し方、さらに「笑いを取りにいってスベった」などのトラブル対処方法まで、ぐるっと一通りプレゼンについて学べる1冊。

【目次】
第1章 プレゼンは最初が肝心。『はじめの3分』で求められること
第2章 まずは知っておきたい! そもそも、「プレゼン」とは?
第3章 口ベタでもOK! 相手の心をつかむ「話し方」のひと工夫
第4章 好感を持たれる! 自然に引き込む! カンタン「演出」
第5章 5通りの「組み立て方」で驚くほどわかりやすくなる!
第6章 やっぱり大事! 「スライド」「配布資料」の作り方
第7章 成功のキモとなる「準備」と「練習」
第8章 あわや大惨事!? トラブルを大きくしない対処法

検索語を上に入力し、 Enter キーを押して検索します。キャンセルするには ESC を押してください。

トップに戻る