■意味
【暗黙知(あんもくち)】言葉や文章などで明確に表現することが難しい、個人が持つ知識やスキルのことを指す。哲学者マイケル・ポランニーが提唱した概念で「暗黙(※)のうちに知っている知識」として知られている。この知識は、経験や直感、身体的な動作、熟練した技術などに根ざしており「形式知」(明文化された知識)とは対照的である。
※暗黙:何かをはっきりと明言しなくても、その意図や考えが伝わる状況や、共通の理解が成立していること
■使い方
・職場で「この業務はこうするもの」という暗黙知が存在するが、新入社員や中途採用者は誰からも教えてもらえず、戸惑うことが多い。
・海外との取引で気をつけなければならないのは、日本では「察すること」が暗黙知として重要視されているが、海外ではハッキリと明言されないと理解できない、ということだ。
・うちの会社には暗黙知など無い、という暗黙知が存在する。
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