30秒で読める、プレゼンをレベルアップさせるためのワンポイント・アドバイス。今日のキーワードは「切り替えよう」です。
自信を持って望んだはずなのに……
万全の準備を整え、自信を持って望んだはずのプレゼンが、良い結果に繋がらなったら落ち込みます。
何を隠そう、プロ講師の私でさえそうです。講師というと自信の塊だと思われがちですが、そんなことはありません。意外と繊細なんですよ(本当か?)
--ただし、自信を持っている人と、そうでない人の違いはここから。
まず自信を持てない人は落ち込んだまま、なかなか戻ってきません。
「はぁ……またダメだった。どうしていつもプレゼンで失敗するんだろう……」
「いつもより緊張していたからダメだったに違いない。数字を何度も読み間違えたし、途中で話すことを忘れたし、ネクタイは曲がってたし……ああ、なんでこんなにプレゼンが下手なんだろう……」
このように、ネガティブな感情に支配されたままのことが多いです。
一方で、プレゼンに自信を持っている人も一瞬落ち込みますが、すぐに気持ちを切り替えます。
「次に備えて、企画が通らなかった原因を振り返ってみよう」
「次は絶対に獲るぞ!」
このように、企画が通らなかったり、他社に決まったとしても、悔しい結果をバネにして、次に向かうことができます。
馬を水辺に連れて行くことはできても、水を飲ませることはできない
ビジネスではあなたの「プレゼンだけ」で全てが判断されるわけではありません。他社との比較や、予算、あるいは人間関係も大きく関わってきます。プレゼンはあくまで判断材料のひとつ。全てがそれで決まるわけではありません。
そこで、ぜひ覚えておいて欲しいのが「馬を水辺に連れて行くことはできても、水を飲ませることはできない」ということわざです。水を飲むかどうかを決めるのは馬である。つまり、他人に対して働きかけることはできるが、それを実行するかどうかは相手が決めること、という意味です。
残念ながら、他人をコントロールすることはできません。なので、コントロールできないものに執着するよりも、コントロールできるもの、つまり自分のプレゼンをとにかく一生懸命することです。
そうすれば、いちいち落ち込まなくてすみますし、そのうち結果がついてきて、ますます自信が持てるようになりますよ!
プレゼンだけで全てが決まるわけではない
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