A.予定にない話はしないこと。支離滅裂と時間オーバーの原因に。
世の中には、あまりプレゼンが苦にならない、という苦手な方にとってはとても羨ましい人がいらっしゃいます。しかし、それはそれで別の悩みを抱えています。それは「話し過ぎる」という悩み。
いつも時間オーバーするから、今日こそはきっちり時間通りにプレゼンを終わらせよう、と思っていても、いざ話し始めるとエンジンがかかってきて「あ、そういえばこんな話がありまして……」とついつい脱線しがちです。
大抵、内容がまとまっていなかったり、話の前後とつながっていなかったりする場合が多いので、聞いている人は「結局、なんの話だったんだろうか?」と疑問に思ってしまいます。そして最後の方は駆け足になって、今日も時間オーバーに……。
果たして追加した話は、聞き手にとって本当に必要でしたか?
あなたが話したいだけ、ではなかったですか?
話し過ぎの人に上記二つの問いを投げかけると、ほとんどの方が「蛇足だった気がします」「折角仕入れた情報だったので話したかった、披露したかっただけかもしれません」という回答が。
ついつい話したくなる気持ちは分かりますが、少し冷静になって「聞き手にとって必要か?」と自身に問いかけてみてください。そうすれば、時間オーバーも減りますよ。