A 伝えたい事を集中して聞いてもらいたいときに使う
アニメーション効果をつけるのは楽しいけど……
スライド作成ソフトの使い方を覚えてくると、ハマるのがアニメーション効果をつけることです。文字をタイプライターで一文字づつ表示させたり、矢印をムーブインさせたり、棒グラフを表示するのにワイプを使ったりと、印刷資料ではできない表現に凝り出す方が大勢いますね。
……しかし、聞き手はこう思っています。
アニメーション効果の使いすぎは目障り!
会社によってはアニメーション使用全面禁止!というところもあるそうですよ。
しかし、なければないで退屈なプレゼンになってしまうのも、頭が痛いところ。
そこで、プレゼンでアニメ効果をつけるべきポイントを2つご紹介しましょう。
1.絶対に覚えてもらいたいところ
例えば「世界シェアNo.1」という事を覚えてもらいたければ、このキーワードだけ話に合わせてアニメーションで表示させます。聞き手は何もないところに何が出てくるんだろうと集中したところに、覚えて欲しい事を表示させるわけですから、効果抜群です。
2.順を追って説明するとき
よく使われるのが、例えばダイエット前・後の写真を使うときに、最初から両方の写真を表示するのではなく、ダイエット前の写真だけ表示しておいて、その後、ダイエット後のスリムになった写真を表示するという方法。こうする事で、聞き手はこの人がどのくらいスリムになるんだろうと、興味を持って話を聞いてくれる効果があります。
このように、使うところを考えて、シンプルなプレゼンスライドを作りましょう。