【プレゼンの極意】自己”紹介”と自己”PR”の違い

年度末や新年度になると機会が増える自分や会社の「紹介」や「PR」ですが、時々混同しそうになりませんか?そこで、あらためて「紹介」と「PR」の違いを確認しておきましょう。

■自己(自社)紹介

会社名や氏名、仕事内容などの基本情報を『簡潔に』伝えること。細かい情報(資本金や従業員数等)や、本題に無関係なこと(趣味や飼っているペットの名前等)は省いて極力短く(1分程度)。

NG「まずは弊社、〇〇株式会社の紹介ですが、2003年創業で従業員数は正社員が100名、アルバイト・パートを合わせると300名の会社で、資本金は1億円、拠点数は日本国内に7ヶ所ありまして……ちなみに私の趣味は寝ることで、休みになると猫のタマとゴロゴロしております」
 ↓
OK「〇〇株式会社で開発を担当しております田中一郎と申します。本日は以前からご要望の多かった機能がついに完成致しましたのでご紹介いたします。」

■自己(自社)PR

強みや保有資格、技術、実績等を具体的な数字や根拠を用いてアピールすること。ただし、具体的な話を交えると話が長くなりがちなので、3分以内に収めること。

NG「多数の企業に導入いただいております」
 ↓
OK「世界20カ国300社を超える企業に導入いただいております」

というわけで、プレゼンで「それではまず弊社についてですが……」と3分以上紹介したり、面接の時に「それでは自己紹介を……」と言われたのに、うっかり「私の強みは……」と話してしまうと、評価が下がってしまうので気をつけましょう。

[PR : Public Relations]
1. 会社や官公庁などが事業内容や施策などを一般に広く知らせること。2. 売りこみ。宣伝。

プレゼンの極意:紹介とPRを混同しないようにしよう

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