【コラム】新人だった私へ。もしも時間が戻せるなら伝えたい「受講者の心」をつかむ方法 Vol.2

JPEA認定プレゼン・トレーナー 渡邊暁美

受講生が話を広げられるような問いを返す

アイスブレイクをうまく行うには、まず受講者の答えに対して「共感」や「具体的な質問」を返すことを意識することです。

【アイスブレイク】講師や研修・セミナーに対する聞き手の不安や緊張を払拭すること

例えば「夏の行事で楽しみにしていることは?」という問いかけに対して「夏祭りです」と受講生が答えたら、「いいですね!浴衣とか着たりしますか?」や「地元のお祭り、何か特徴ありますか?」など、受講生がもう少し話を広げられるような問いを返すことが有効だと感じました。

また、事前にいくつかの典型的な答えに対する「展開例」や「エピソードトーク」を自分の中で準備しておくと、とっさのリアクションに困らず余裕が持てる、と感じました。全てを即興で行うのではなく、ある程度の「型」を持つことで安心感も生まれます。

最後に、「アイスブレイクは受講者の緊張をほぐすだけでなく、講師自身も場に慣れるためのプロセス」と捉えることで、肩の力を抜いて臨めるようになるのではないかと感じています。今後も実践を重ねながら、場づくりのスキルを磨いていきたいと思います。

続く

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