【プレゼンの極意】まず「結論」を言う

30秒で読める、プレゼンをレベルアップさせるためのワンポイント・アドバイス。今日のキーワードは「まず結論」です。

なぜ話がわかりにくいと言われてしまうのか?

話がわかりにくいと言われてしまうのは、一言で言えば、話が長くて複雑だからです。

例えば--

「プレゼンテーションに必要な能力は話し方だけ、と思われがちですが、それだけではなく、内容構成であったり、わかりやすく説明する能力であったり、それ以前の問題として、相手のことも考えなければならなかったり、また、資料もわかりやすく作ることもプレゼンにおいては必須のスキルであるなど、社会人としての様々な総合力が必要です」

いやー、我ながらひどい文章だな!何を言いたいのかさっぱりわからん!

文章を書くときなら、目で読んでわかりにくいところは書き直せるので、こんなひどい文章になることは滅多にありませんが、言葉として話すときは別です。いちいち言い直していたら話が全く進みません。

特に、次に何を話そうかと考えながら話す人は、上記のようなわかりにくい話になりがちです。

まず「結論を言う」

そこで、わかりにくい話し方にならないためには、まず「結論を言う」ことです。なんとなく話し出してはいけません。結論、つまり何を言いたいのか、伝えたいのかを最初にはっきりと言うのです。

例文で言えば、結論は「プレゼンテーションには、社会人としての総合力が必要です」。

何をいいたいのか最後まで聞かなければわからないと言うのは、ビジネスにおいて致命的です。
なぜなら、相手は先に結論が知りたいからです。小説や映画のように、最後は一体どうなるんだろう……というドキドキ感は必要ありません。一刻も早く結論を言いましょう。

なんとなく話し出さない。最初に結論をはっきりいうこと。

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「話がわかりにくい」と言われてしまうのはいったいなぜ?

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