【プレゼンの極意】相槌が多いからと言って、伝わっているとは限らない

30秒で読める、プレゼンをレベルアップさせるためのワンポイント・アドバイス。今日のキーワードは「単なる相槌です。

【なるほど】その通りだというように相手に同意したり、自ら納得したりする気持ちを表す。ほんとうに。たしかに。(大辞泉)

プレゼン中、相手が「なるほど」とか「確かに」「ふんふん」など、こちらの話に対して相槌を打ちながら聞いているので、理解できているのだろう、納得しているのだろう……と気を良くしていたらプレゼン終了後……

「結局よく分からなかった」
「今は必要ないな」

……と言われてしまった。散々「なるほど」って頷いていたじゃないかっ!と文句を言いたくなる相手が時々います。

しかし、この「なるほど」という言葉は意外と曲者です。

残念ながら大抵の場合、相手の「なるほど」は、本当にこちらの言うことを理解できたから言っているのではありません。単なる「あいづち」です。あくまで話をちゃんと聞いていますよ、というものであって、理解できた・納得できた・同意できたとは別の話です。

他にも「うんうん」と頷く回数が多かったり、こちらの言うことを一生懸命メモをとっていたり、笑顔で聞いている、といった相手の好意的な反応も鵜呑みにすると危険です。気をつけましょう。

【今日のワンポイント】

相槌が多いから伝わっている、と思うのは危険

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